WORM_NAVIDAD.A
詳 細

ウイルスサイズ: 32,768bytes

発見日: 2000/11/03


発病条件 1: ファイル実行時

破壊活動 1: メール自動送信


発病条件 2: ファイル実行時

破壊活動 1: システム改変 >EXEファイル実行不可



詳 細:
 このワームは通常"NAVIDAD.EXE"のファイル名でメールに添付されてきますが、別ファイル名でも動作しますので注意が必要です。

 起動されると、以下の内容のメッセージボックスを表示して終了します。

 タイトル:"Error"
 本文: "UI"

 ユーザーがこのメッセージを閉じるとタスクバーに青い目のアイコンの形で常駐したことを示します。

 次に自身のコピーをWindowsのシステムディレクトリ(デフォルトではWindows9xがc:\Windows\system、WindowsNTがc:\Winnt\System32)に"WINSVRC.VXD"というファイル名で作成します。そして以下の2つのレジストリキーを追加します。

1)場所: HKEY_LOCAL_MACHINES\Software\Microsoft\Windows\Currentversion\Run
  値: Win32BaseServiceMOD = <システムディレクトリのパス>\WINSVRC.EXE

2)場所: HKEY_CLASSES_ROOT\exefile\shell\open\command
  値: (Default) = "<システムディレクトリのパス>\WINSVRC.EXE "%1" %*"


 1)の設定によりシステム起動毎にワームが自動実行されることを意図しているようですが、実際に作成されているファイルは"WINSVRC.EXE"ではなく"WINSVRC.VXD"であるため実行はされません。

 2)の設定により.EXEファイルの実行にワームを関連付けし、ファイル実行時にもワームが自動起動されることを意図しているようです。しかし、WINSVRC.EXEは存在しないため、すべての.EXE形式のプログラムファイルを実行しようとすると、WINSVRC.EXEがみつからないというOSからのエラーメッセージが表示されます。


 ワームは該当レジストリの値を確認し、自分が起動されたマシンにWindowsのメッセージングサブシステムがインストールされているか調べます。インストールされていればワーム活動を行います。ワームはOutlook97/98/2000、Outlook Expressなど、WindowsのMAPIを使用するメーラーの受信トレイ(INBOX)に存在する添付ファイルがついたメール(対象となるのは添付ファイルの数が1つの場合のみ)に対してメールを送信します。ワームが送信するメールには”NAVIDAD.EXE"のファイル名でワーム自身のコピーが添付されます。
返信メールが送られる場合、TOにかかれているメールアドレスに対して送信します。
Fromのアドレスには送信されません。


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