「Webブロックリスト」のフォーマットの変更について



[公開日時:2013/6/21(金) 11:00]

[更新日時:2013/7/1(月) 10:30]

[更新日時:2013/7/8(月) 16:00]

[更新日時:2013/8/9(金) 11:00]

以下の製品にて「Webブロックリスト」のフォーマットを変更いたします。



■概要

Smart Protection Server (統合/スタンドアロン) のメモリ使用量やダウンロード時のネットワーク帯域幅の削減を目的として、フォーマットを変 更し た「Webブロックリスト」をリリースします。


■影響を受ける製品および条件

統合Smart Protection ServerやTrend Micro Smart Protection Server (スタンドアロン) の「Webブロックリスト」を利用している環境詳細は下記 のと おりです。


製品 バージョン 条件
ウイルスバスター コーポレートエディション 10.6 統合Smart Protection Server でWebレピュテーションサービスが有効 (*1)
10.5
Trend Micro Smart Protection Server
(スタンドアロン)
2.6 Webレピュテーションサービスが有効 (*2)
2.5
2.0
Trend Micro Control Manager 6.0 上記のいずれかの設定に関する条件を満たしており、かつ、Smart Protection Server(統合/スタ ンド アロン)のアップデート元をTrend Micro Control Managerに設定
5.5

*1 : ウイルスバスター コーポレートエディション(以下、ウイルスバスター Corp.)10.5/10.6のサーバ管理コンソールの統合Smart Protection Serverの設定メニューで ([Smart Protection] > [統合サーバ])、Webレピュテーションサービスを有効にしている場合

*2 : Trend Micro Smart Protection Server (スタンドアロン) 2.6/2.5/2.0のサーバ管理コンソールのレピュテーションサービスの設定メニュー で ([Smart Protection] > [レピュテーションサービス])、Webレピュテーションサービスを有効にしている場合

■対処方法

フォーマットを変更した「Webブロックリスト」を利用するには、修正モジュールの適用が必要です。

修正モジュール リリース日
ウイルスバスター Corp. 10.6 Service Pack 2 Critical Patch Build 3374 2013年7月3日
ウイルスバスター Corp. 10.5 Patch1 Critical Patch Build 2383 2013年7月3日
Trend Micro Smart Protection Server 2.6 Patch2 2013年7月3日
Trend Micro Smart Protection Server 2.5 Patch1 2013年7月3日

[システム要件について]

各修正モジュールのシステム要件は、対象製品のシステム要件に準拠します。
さらに、それらのインストール要件に加えて、新しいフォーマット のWebブロックリスト用に、追加で2GBのハードディスク空き容量が必要になります。
なお、今後監視対象となるWebページの増加に伴い、必要な空き容量も増加する予定です。予めご了承ください。


[Trend Micro Control Managerについて]

*Trend Micro Control Manager 6.0 については、Patch 4以降の次期Patchにて対応予定です。

*Trend Micro Control Manager 5.5 については、以降の次期Patchにて対応予定です。

*Trend Micro Control Manager Patch公開までの対応方法
Smart Protection Server(統合/スタンドアロン)のWebレピューテションに関するアップデート元のみ、Trend Micro Control Managerではなく「トレ ンドマイクロのアップデートサーバ」へ変更することで、Smart Protection Server(統合/スタンドアロン)は新しいフォーマットの「Webブロックリ スト」をご利用いただけます。

* Trend Micro Smart Protection Server 2.0をお使いの場合は、2.5/2.6のいずれかにバージョンアップし、Patchを適用してください。

■よくある質問

Q. 修正モジュールを必ず適用する必要はありますか。

A.. 適用しない場合でも、Webレピュテーション機能を継続してご利用いただけます。しかしながら、Smart Protection Serverのメモリ使用 量の削減、および、ネットワーク帯域幅の削減のため、修正モジュールの適用をお勧めします。また、新しいフォーマットのWebブロックリストでは、より多く のURL情報を含めることが出来るようになりました。


Q. Webブロックリストとは何ですか。

A. Smart Protection Serverの提供するWebブロックリスト使用すると、クライアントはTrend Micro Smart Protection NetworkにWebレピュ テーションのクエリを送信する代わりに、ネットワーク内ですべてのクエリを実行できます。


Q. 管理下のウイルスバスター Corp.クライアントにもWebブロックリストは配信されますか。

A. いいえ。Webレピューテションのクエリ先であるSmart Protection Serverのみで保有します。  ウイルスバスター Corp.サーバとクライアント間のネットワークトラフィックには影響はありません。

今後とも弊社製品をご愛顧くださいますよう、よろしくお願い申しあげます。

■更新履歴

日時

更新概要

2013/7/1 10:30

修正モジュールのリリース日を2013年7月3日へ更新

2013/7/8 16:00

「Webブロックリストの詳細」のリンクを追加

2013/8/9 11:00

「システム要件」の項目を追加