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セキュリティマガジン TREND PARK

止まらないオンライン詐欺の猛威

2013年第3四半期セキュリティラウンドアップ


2013年第2四半期までに確認されたWeb改ざん、不正アクセスといったWebを狙う攻撃の傾向は、この第3四半期にも続いています。さらに今期は、世界的に猛威を振るうオンライン銀行詐欺ツールをはじめとし、ランサムウェアなどの「オンライン詐欺」に分類される攻撃が猛威をふるった期間でした。
本稿では、トレンドマイクロが2013年11月7日に発表した2013年第3四半期のセキュリティラウンドアップをもとに、サイバー攻撃の傾向とユーザが実施すべき対策を国内外の動向からみてみます。

オンライン銀行詐欺ツール、ランサムウェアなどの検出数が
国内で過去最多

今四半期には、オンライン上の詐欺行為の脅威が猛威をふるいました。
まず、オンライン銀行のWebサイトで偽の画面を表示し、ユーザに個人情報などを入力させる手法の「オンライン銀行詐欺ツール」の被害が拡大しています。脅威情報の収集、分析を行うクラウド型セキュリティ基盤Trend Micro Smart Protection Network (以下SPN)による8月のオンライン銀行詐欺ツールの検出数は、国内で過去最多の9282件を記録しました(図1)。この数値は、四半期ベースでみると第2四半期の1.5倍、かつ昨年同期比で3.1倍(※1)です。今期の世界規模のデータでも、オンライン銀行詐欺ツールとして攻撃者に利用される「ZBOT」が、スパムメール経由で最も拡散されたマルウェアでした。

図1:トレンドマイクロのSPNデータによる日本における
オンライン銀行詐欺ツール(ZBOTファミリ、SPYEYEファミリ)検出数推移

(出典:2013年 トレンドマイクロ調べ)

2012年7月1554件 2012年8月1863件 2012年9月1736件 2012年10月2242件 2012年11月1314件 2012年12月2724件 2013年1月1347件 2013年2月3200件 2013年3月6309件 2013年4月1593件 2013年5月4322件 2013年6月4145件 2013年7月2013件 2013年8月9282件 2013年9月4674件

記事公開日 : 2013.11.29

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