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セキュリティマガジン TREND PARK

Next Generation Threat Defense
トレンドマイクロ事業戦略 2014

標的型サイバー攻撃の脅威に立ち向かう――
情報防衛の次なる一手


トレンドマイクロでは、次世代型スレットディフェンスを企業ITの全層――すなわち、エンドユーザからサーバ/データセンター、ネットワークに至るまでの、すべてのレイヤーに適用し、「例えば、ネットワークやエンドユーザにおける防御では、ユーザ個々の行動パターンに最適化された防御も実現していきます」(エバ)。また、物理/仮想/クラウドといったあらゆる環境でスレットディフェンスを実現します。

そして、この次世代型スレットディフェンスのアプローチにより、「保護」「検知」「分析」「対処」のセキュリティライフサイクル各段階に応じた包括的な対策を実現するソリューションフレームワーク「スマートプロテクションプラットフォーム」で、ユーザの環境に最適な防御を提供します。各セキュリティライフサイクルにおいて、以下のような先進的な保護を行うことで、スレットライフサイクル全体における保護を提供します。(図1)

図1 トレンドマイクロ「スマートプロテクション プラットフォーム」体系と新製品

図1 トレンドマイクロ「スマートプロテクション プラットフォーム」体系と新製品

単なる構想だけにとどまらない

次世代型スレットディフェンスは単なる構想ではありません。トレンドマイクロはすでに、このアプローチを取り入れたフレームワーク「トレンドマイクロ スマートプロテクションプラットフォーム」を具現化しており、このフレームワークに基づき提供する製品・サービスをスレットライフサイクルの各プロセスにマッピングしています。また、今後数多くの新製品がリリースされることも予定されています(表1)。

「標的型サイバー攻撃は手強い敵です。ただし、その被害を事前に食い止めたり、最小化したりする有効な手だては、私たちが包括的に用意できます。既存製品とこれから出てくる新製品を駆使しながら、これからも、ユーザ保護の徹底、カスタムディフェンス、クラウド&データセンターセキュリティの3分野の強化に取り組んでいきます」
エバはこう意欲を示し、話を締めくくりました。

トレンドマイクロの国内ビジネスは今

トレンドマイクロの国内クラウドセキュリティビジネスの好調さを強調する代表取締役副社長 大三川彰彦

今年3月のトレンドマイクロ事業戦略説明会では、取締役副社長の大三川彰彦も記者団の前に立ち、昨年の実績と2014年のビジネス計画を示しました。
トレンドマイクロの「クラウド&データセンターセキュリティ」コンセプトの中核的なプロダクトである「Trend Micro Deep Security™」は昨年、前年の1.6倍強の売上げを達成しました。また、クラウド型のセキュリティ・サービス「Trend Micro Security as a Service™」も順調に売上げを伸ばしています。今年はさらに、カスタムディフェンス・ソリューションの拡充や「CSIRT/SOC構築支援サービス」の始動、企業向けファイル共有ソリューション「Trend Micro SafeSync for Enterprise™」の強化、アマゾンデータサービスジャパン株式会社、ヴイエムウェア株式会社、日本マイクロソフト株式会社とのさらなる連携強化、SaaS型統合サーバセキュリティ製品の提供開始なども推し進めていく考えです。

表1 戦略発表会で発表されたトレンドマイクロ新製品&機能拡張

製品名概要
Trend Micro Safe Mobile Workforce™スマートフォン/タブレット向けの仮想デスクトップ。サーバ上で仮想モバイル環境を動作させ、モバイル端末側ではその操作と、画面を表示する機能だけを持つ仕組み。データはすべてサーバ側に置かれるため、セキュリティ・リスクは下がる
Trend Micro Deep Security for Web Apps™Trend Micro Deep SecurityのWebアプリケーション対応版。クラウドベースの管理コンソールで集中管理を実現。Webアプリケーション、Webレピュテーション、マルウェアの自動スキャニングが可能
Trend Micro Deep Discovery Enhancement™「サンドボックス」の機能拡張により、標的型サイバー攻撃に用いられる「サンドボック回避」技術への対策強化が行われる。ポリシー設定によるサンドボックス検証実施の管理も可能
Trend Micro Deep Discovery Email Inspector™メール内のURLやパスワード保護ファイルの解析をサンドボックスで行う標的型メール対策製品
Trend Micro Deep Discovery Integration with HP Tipping Point™Trend Micro Deep Discoveryの脅威検知インテリジェンスを、次世代ファイアウォールの「HP Tipping Point」や「同IPS」、「ArcSight SEIM」などと共有
エンドポイント向けセンサ※脅威に対する検知・分析・対処のサイクルを迅速にする「コンテキスト・アウェア」のエンドポイントセキュリティ監視システム。詳細なシステムアクティビティを記録。各エンドポイントにまたがるマルチレベルの探知、高度な検索基準データを用いた探索などを実現する
  • ※日本語名称未定。米国における製品名は「Trend Micro Smart Sensor」
  • 2014年4月現在現在の情報をもとに作成されたものです。今後、価格の変更、仕様の変更、バージョンアップ等により、内容の全部もしくは一部に変更が生じる可能性があります。

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記事公開日 : 2014.05.29

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