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セキュリティマガジン TREND PARK

サイバー攻撃、クラウド、コンシューマライゼーションで変わる企業IT
トレンドマイクロの描く未来とは

最新の技術基盤で企業が直面する課題に包括的に応える
エバ・チェン トレンドマイクロ株式会社 代表取締役社長兼CEO


最新の技術基盤とスレットインテリジェンスで
新しい脅威への防御精度をさらに高める

― トレンドマイクロでは、セキュリティの変化に具体的にどのように応えていくのでしょうか。ソリューションの準備は整いましたか。

エバ私たちは、これまでも、時代の変化を見据え、他社に先駆けて有効なソリューションを提供してきました。今年は、さらに、最新の技術とスレットインテリジェンスを活用し、ソリューションを強化、拡張することで、今のお客さまの環境に適した、より防御精度が高く、柔軟性・拡張性のあるソリューション提供を行ってまいります。

クラウド分野においては、すでに、物理、仮想化、クラウド環境を一元管理できるサーバセキュリティ「Trend Micro Deep Security™」(以下、Deep Security)が、提供開始以来、毎年順調に利用を広げ、私たちのクラウドセキュリティ分野における地盤を強固なものにしています。今年は、Deep Securityを中心とするラインアップにHTTP通信の暗号化とWebサーバの信頼性を証明するSSLサービスを追加します。SSLとサーバセキュリティをあわせることで、より安全性の高いクラウド環境の確立が可能になります。また、コンシューマライゼーションの流れに対しては、情報資産の安全性を確保するため、デバイス管理やアプリケーションコントロール、情報漏洩対策などはもとより、クラウド上で安全にデータ共有・データ同期ができる企業向け製品を提供開始します。

こうしたイノベーションの根幹となるのが、私たちが持つクラウド型セキュリティ基盤の「Trend Micro Smart Protection Network™(以下、SPN)」です。世界中から膨大な量のスレットインテリジェンスに関連するビッグデータを日々収集・分析し、ソリューションに反映することで、日々変わる脅威からの防御を実現しています。

脅威の変遷に合わせ拡張、強化を続けてきたSPNは、昨年、新たに標的型サイバー攻撃、クラウド、モバイル時代に、新たな脅威に対抗するための技術基盤として進化を遂げました。これにより、例えば、標的型サイバー攻撃に対しては、企業内のネットワークで検知した不正な情報を、SPN上の情報と照合することで、攻撃の予兆を迅速に把握し、攻撃に対して事前に対処することが可能になりました。

― サイバー攻撃、クラウド、コンシューマライゼーション時代、CIOやIT管理者は、
これからの企業のIT改革、セキュリティにどう取り組んでいくべきでしょうか。

エバこれまで物理的な対策の話をしてきましたが、昨今のIT環境を考えた時に、人の問題も忘れてはいけません。特に標的型サイバー攻撃のような人の心理を巧みに利用した攻撃では、最大の弱点が人、つまり従業員になりうることを理解しなければなりません。物理的な対策はもとより、継続的なトレーニング、教育を通じ、啓発や周知徹底を図ることで、情報漏えいなどのリスクを抑えていくことが必要です。

また、自社に必要なセキュリティ要件を見極めることも必要です。自社のIT環境、全体のリスクを把握することで、もれなく無駄なく最適なソリューションを検討、実施することができます。例えば、スマートフォンなどのスマートデバイスの導入を考えているとしましょう。その時には、まずセキュリティの要件を洗い出し、ITサービス導入のロードマップに沿い、適切な対策を講じていくアプローチが不可欠です。

こうした取り組みは、自社内だけで完結することは困難です。私たちは、企業ごとに異なるセキュリティ要件の洗い出し、最適なソリューションの提供、サポート、改善策の提案、セキュリティ教育の支援などをも含めた包括的なサポートで、これからの時代もセキュリティのベストパートナー企業として、より安全なIT環境、より安心な社会と、お客さまの未来に貢献していきます。

※ トレンドマイクロ調べ "Spear Phishing Email: Most Favored APT Attack Bait", Nov 2012

  

記事公開日 : 2012.04.24

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