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セキュリティマガジン TREND PARK

コンシューマの安全なデジタルライフ構築を包括的に支援

あとは楽しむだけ。
「複雑なセキュリティを簡単にする」会社へ


大三川は、「法人ユーザとは異なり、個人ユーザはセキュリティなどの面倒なことをなるべく意識することなく、デジタルライフを楽しみたいのです。4つの分野において単一の製品やソリューションを提供するだけでは、お客様のあらゆる要望を満たすことが難しくなっています。このような現状を踏まえ、お客様にデジタルライフを安全かつ自由に楽しんでいただける環境の構築を包括的にサポートする『デジタルライフ支援サービス』をグローバルコンシューマ事業の柱にしていきます」と話します。

 新戦略の展開にあたりトレンドマイクロは組織体制を再編しました。従来PC向けセキュリティソフトを中心にリソースを投入してきたグローバルな製品開発体制を「インターネットセキュリティ(Windows/Mac)」「モバイル」「新規(ホーム&データマネジメント)」の3つに分割。新規分野に100人の開発人員を割り当てました。また、日本のコンシューママーケティング組織に、新規分野の製品企画やパートナーとの協業を推進する専任のビジネスデベロップメントチームを新設。これにより、コンシューマのニーズや市場環境の変化に柔軟かつ迅速に対応できる体制を整えました。

地域別の方針としては、2011年の実績で全世界の6割以上の売上を占める日本市場が新ビジネスの創出をけん引します。米国・欧州の先進国市場ではキャリアやxSPとのアライアンスを軸にした新規チャネル開拓とサービス型ビジネスを推進し、アジア太平洋・南米の新興国市場ではセキュリティ・モバイル市場の成長に伴う新規顧客の獲得を目指します。大三川は、グローバルコンシューマ事業における今後の業績の見通しについて、「2014年の受注ベースの総売上高を2011年比25%増の550億円超、2016年には同年比45%増の650億円超とする中期目標を定めました。常にお客様視点に立ってサービスを展開することはもちろん、パートナー企業様との密接な協業によって業界の収益構造を発展させるエコシステムを強化することにも重点を置いた事業展開で確実に目標を達成します」と話しました。

面倒なセキュリティは任せて、あとは楽しむだけ

トレンドマイクロ 執行役員・ホーム&データマネジメント 製品企画・開発統括部長 吉田 健史

記者発表会では、大三川に続いて、前掲のビジネスデベロップメントチームの責任者を務めることになったトレンドマイクロ 執行役員・ホーム&データマネジメント 製品企画・開発統括部長 吉田 健史が登壇しました。吉田は、「デバイス環境の変化、コミュニケーションの進化、Power of Cloudの3つを背景に、ものづくりのパラダイムシフトが起きています」と話します。

吉田は、一般家庭のリビングルームのようなセットを使用し、今後投入予定の2つのソリューションのデモも行いました。最初に紹介したのは、2013年第1四半期に投入する予定の「写真管理サービス」。吉田は「PCのローカル環境に写真を保存したままPCを紛失すると大切な想い出まで失ってしまう可能性があります。とはいえ、PCに保存したデータをインターネット上にあるストレージに保存し直す作業は面倒なものです」と前置きした上で、デジカメやAndroid端末で撮影した写真を自動的にクラウドに取り込み、ネットワーク上にあるPCやテレビなどのデバイスから簡単に閲覧できる様子を示しました。

続いて紹介したのはパスワード管理ソフトの「パスワードマネージャー」です。すでにベータ版として提供している同サービスは2012年第3四半期中に正式リリースを予定しています。吉田は「これまでのパスワード管理では、難解なパスワードを設定してセキュリティレベルを上げると覚えにくく管理が困難になり、簡単なパスワードを設定するとセキュリティレベルが下がってしまうという二律背反の問題を抱えていました。この問題を解決するのがパスワードマネージャーです」と解説。デモンストレーションでは、Amazon.co.jpやYahoo!ショッピングといったオンラインショップや、マイレージのポイント照会サービスなどのWebサイトを変遷し、面倒なID・パスワードの入力を省いて自動ログインする様子を示しました。

吉田は、「これからトレンドマイクロは"複雑なセキュリティを圧倒的に簡単にする会社"という新しいイメージを作りあげていきます。セキュリティなどの面倒なことはすべてトレンドマイクロに任せていただくことで、世の中のすべての人が、安全なデジタルライフを何も気にすることなく楽しめるようになれば理想です」と話しています。

記事公開日 : 2012.08.14

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