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KDDI株式会社

「Trend Micro Mobile Security™」1万5000台を導入
社員用スマートフォンの利便性と安全性の両立を目指す


社内へのスマートフォン配布に際しセキュリティ対策が重要な課題に

KDDI株式会社 技術統括本部 情報システム本部 共通業務システム部 インフラグループ グループリーダー課長補佐 神代 裕美 氏 マルチユース、マルチネットワーク、マルチデバイスからなる 「3M戦略」を軸に、移動/固定両方の通信サービスを総合的に提供するKDDI。魅力あふれるコンテンツを多様なデバイスから利用できる“新しい情報通信 の世界”を顧客に提供するため、多彩な事業を展開している。
現在、同社は、社員に配布する業務用携帯電話のスマートフォンへの置き換えを進めて いるところだ。「携帯電話は、経年劣化などにより定期的な機種変更が必要となります。2012年2月より、その際に選べる機種のラインアップにスマート フォンを追加。希望に応じ、携帯電話の新機種またはAndroid(TM) OS搭載のスマートフォンを選択できるようにしていますが、現在はほとんどの社員がスマートフォンを選んでいます」と同社の神代 裕美氏は紹介する。
同社を例にとるまでもなく、業務効率化・生産性向上を目的にスマートフォンを導入・活用する企業は増加している。スマートフォンの最大の魅力は、各種アプ リケーションをインストールすることで、端末に多彩な機能を持たせることができる点。電話機としての機能はもちろん、メールの添付ファイルやWebサイト などを、PCのように閲覧することができる。
しかし、これは裏を返せば、スマートフォンにもPCと同様のセキュリティリスクがあるということに なる。スマートフォンの業務活用に際しては、紛失や盗難といったモバイル端末特有の問題に加え、不正サイトの閲覧によるマルウェア感染などのリスクにも配 慮する必要があるのだ。そこで同社は、社員向けスマートフォンの導入に際しては、「デバイス管理」と「ウイルス対策」の両面から対策を打つことが必須と判 断。同時に、厳密な運用ルールを整備することが欠かせないと考えたという。

対策状況を一元管理できる点を評価 トレンドマイクロへの信頼感も後押し

  同社は早速、「デバイス管理」と「ウイルス対策」の2つの局面で、それぞれ個別に対策を実施した。
  まず、紛失や盗難といったデバイス管理上の課題については、遠隔から端末の起動をロックするリモートロックや、同じく遠隔から端末を工場出荷状態に戻すリ モートワイプなどの機能を持つ自社提供のMDM(Mobile Device Management)ツールによる対策を実施。
 一方、 Android OSにおけるウイルス対策には、セキュリティ専業ベンダーのウイルス対策製品を用いることにした。いくつかの製品を検討したのち、同社が採用したのが、ト レンドマイクロのモバイルデバイス用セキュリティ対策製品「Trend Micro Mobile Security」(以下、TMMS)だ。
  「ウイルスの検索・駆除機能はもちろん、各端末のセキュリティ対策状況などを管理コンソールで一元管理できる点がポイントとなりました」と神代氏は採用の 理由について述べる。これにより、個々の端末を全社的なセキュリティポリシーや運用ルールに基づいて運用することが容易になると考えたのだ。
 また、TMMSはMDM機能も提供しているが、アンチウイルス機能のみの利用を選択することも可能。自社提供のMDMツールを持つ同社にとって、必要な機能のみを選択できるという柔軟なライセンス形態は、コスト面のメリットにつながった。
  さらに、かねてKDDIではPCのエンドポイントセキュリティにトレンドマイクロ製品を採用。その実績からくる安心感・信頼感も、今回の採用を後押しした という。「製品の説明を受け、従来利用してきたトレンドマイクロ製品と同様の効果が期待できると判断しました」と神代氏は話す。

KDDIのTrend Micro Mobile Security活用イメージ

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盤石のセキュリティのもとでスマートフォンの利便性を最大化

 KDDIがTMMSを導入したのは、同社が従業員向けスマートフォンの配布を開始する直前の2012年1月。導入台数は、全社トータルで1万 5000台にも及ぶ。先に紹介した一般業務用途の社員配布用スマートフォンが5000台。残り1万台は、auショップなどの店舗やスマートフォンの普及推 進を担当する部門などに割り当てられ、スマートフォンおよびタブレット端末などに適用されている。
社員用スマートフォンの用途は、主にアドレス帳、スケジューラなどの社内イントラネットの閲覧となる。アクセスは閉域なモバイルネットワークを介すため、 現状でのセキュリティリスクはさほど大きくないと同社は見ているが、TMMSを通じて運用状況を一元的に把握することで、有事の際もすぐに対応できると考 えている。
運用開始から約8カ月が経過したが、さいわい、社員向けスマートフォンにおけるウイルス検出例はまだ報告されていないという。同社は現在、ガイドラインを 厳しめに設定。アプリケーションのインストールや閲覧できるサイトなどを制限している。今後はそれを徐々に緩和し、スマートフォン本来の利便性を享受でき る状態に近づけていく考えだ。とはいえ、当然、その途上ではインシデントが発生することもあるだろう。その際は、TMMSが提供する各種レポートなどを積 極的に活用。状況を分析しながら、運用ガイドラインを最適化していく予定だ。TMMSは、ウイルス対策の局面のみならず、同社がスマートフォンをより一層 業務に活用するためのルール策定に対しても、重要な役割を果たすと期待されているのだ。
また、導入時のトレンドマイクロのサポートも、必要十分なものだったという。「検討段階から現在まで、問い合わせなどには常に迅速に対応してくれました。そのおかげで、ここまで大きな問題なく取り組みを進めることができています」と神代氏は言う。
携帯電話がスマートフォンに置き換わる流れは、今後さらに加速すると同社は見ている。「最終的には、1万人以上の当社従業員全員分がスマートフォンに移行 するでしょう。iOSなど、さらに多様なOS・機種を利用することも視野に入れ、取り組みを進めていきたい。その際も、トレンドマイクロには的確なアドバ イスを期待しています」と神代氏は最後に語った。
 

【導入先プロフィール】

名称 KDDI株式会社
所在地 〒102-8460 東京都千代田区飯田橋3-10-10 ガーデンエアタワー
設立 1984年6月1日
資本金 1418億5100万円
従業員数 1万9680人 (連結ベース、2012年3月31日現在)
概要 「au」ブランドの携帯電話・モバイル通信サービスから固定電話サービスに至る多彩な通信サービスを総合的に提供。また金融、損保などの新規事業も積極的に展開する
URL http://www.kddi.com/

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※ 記載内容は2012年11月現在のものです。内容は予告なく変更される場合があります。