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導入事例:岩手中・高等学校

生徒たちに先端のICT教育を行うためルーターへの切り替えを期に、
より速く安全なインターネット環境を構築


導入の効果

  • ヤマハRTX1200 を導入することで、職員用と生徒用でADSL 2 回線 保有していたものを光1 回線に集約できた。
  • 以前は、家庭用ブロードバンドルーターを利用していたため、性能不足、フィルタ設定の手間に悩まされていたが、ヤマハRTX1200 とWeb Security を導入することで性能面でも運用面でも改善できた。
  • ヤマハRTX1200 と同時にWeb Security を導入することで、フィルタリングルールも教員用と生徒用で区別して1 台で、より適切に行えるようになった。
  • Web Security の導入で、URL フィルタだけでは防げない危険なサイトへのアクセスできなくなったことで、安心して授業に活用できるようになった。
  • 直感的に分かりやすく、日本語での管理画面であるため、業者に依頼しなくとも詳細にいたるまで教員自身が設定を行える。

導入の経緯

検索サイト表示まで2分…家庭用ルーターから業務用ルーターへの切り替えを決意

1926 年設立の県下でも有数の伝統校として、現在まで多数の未来を担う若者を送り出してきた岩手中・高等学校。2008 年には県初の中高一貫校として認可され、最先端の教育を取り入れつつ、創立当時から変わらない理念で教育を行っている。そんな同校が最初にインターネット を導入したのは1999 年頃のことだったという。当時としてはかなり早い導入といえるだろう。
「当時、これから必須となるだろうインターネット に、生徒たちにもいち早く触れてもらうため、導入を決意しました。また教職員もパソコンに触れたことがないという方がまだ多かったため、慣れてもらうこと が当時の第一目的でした。当初はウイルス対策は必須とウイルスバスター コーポレートエディションを全パソコンに導入していました。」教務部長でもある佐々木教諭が、導入当時を振り返る。まだIT 関連の予算を大きく取れる実績もなかったため、ネットワーク関連の機器選定から設定まで、すべて教職員が知恵を絞って行ったという。危機管理対策もかね て、教職員用と生徒用の回線をプロバイダごとに分け、家庭用ルーターに付属しているフィルタリングシステムを導入し、使用し続けていた。
しかし 導入から10 年を経た今、手製のネットワークと家庭用ルーターの限界が訪れた。進路指導部長でもあり、ネットワーク機器の選定にも関わってきた竹本教諭は語る。「検索 サイトのトップページの表示すら、2 分前後かかるようになっていました。これでは実質インターネットが使えないのと同じです。パソコンも教室に40台、教員用に50 台と台数も大幅に増えていたため、ようやく業務用ルーター、そして光回線への切り替えを行えることになったのです。」

機器選定のプロセスと効果

3つの条件を元に取捨選択簡単自在な設定とセキュリティ性の高さに満足

家庭用ブロードバンドルータで提供されていたフィルタリングサービスの契約が2011 年4 月に終了するのを期に、年度開けに業務用ルーターへの切り替えを行いたいと、同校が以前より教務システムで世話になっていた株式会社システムベースへ相談 したのは、2010年秋のことだ。機器選定を行った同社営業部第一グループ(公共)マネージャー高橋氏は語る。「切り替えに伴い、学校側からの要望は3つ ありました。ひとつは『2つのADSL回線を光回線へ1本化』、そして『フィルタリングを含めたセキュリティの強化』、それから『これまでの環境を大きく 変えない』の3点です。まずは、教員用と生徒用の2系統とする環境維持に必須なルーターをヤマハルーターに決めました。止まらないことが最重要となるた め、これまでの実績と信頼性から考えた選択です。」悩んだのは、フィルタリングソフトだという。「数社のフィルタリングソフトを比較しました。結果、クラ イアント台数課金ではなくルーター1台につきの料金であるというコスト面のメリットと、URLフィルタだけではなく危険なサイトの閲覧規制もできること、 使いやすさなどから、最終的にWeb Securityを選択しました。」ヤマハRTX1200とWeb Securityを導入することで、環境を大きく変えることなく、スピードと危険なWebへの対策と綿密なフィルタリングの強化を同時に実現した。
実際に導入した感想を、「情報」授業を受け持つ工藤氏にうかがった。「もうすばらしいの一言でした。スピードはもちろんですが、Web Securityの詳細に設定できる機能が、とてもありがたかったです。本校は男子校ですから、生徒の興味も十人十色です。これまでもあらゆる可能性を考 えつつリストベースの規制によるフィルタリングを行ってきましたが、Web Securityはカテゴリごとにしっかりフィルタリングしてくれます。しかもサイトの追加や、ブロックさせたくないサイトなどの微調整も簡単に行えるの で、より安心して授業を行えるようになりました。」
また、最近では「情報」授業以外の授業でもインターネットを利用することも増えてきたという。 生徒の方がパソコンやネットの扱いに慣れていることもあり、教師が気がつかない間に不審なEXEや画像ファイルなどをダウンロードされていることもあった という。「教師が見てない間に生徒がどこを見るか分からないので、危険なサイトの閲覧をルーターが強制的にブロックしてくれるのはとても助かります。」 
現在は、フィルタの設定も教師用と生徒用でポリシーを分けて運用しているという。こうした設定変更や管理も、教員自身が行っている。「設定画面が、簡単で日本語なので、教員自身が適宜要望に応じて変更できる点もいい。運用も手間がかからないので助かっている。」という。
「フィ ルタリングやセキュリティは、入れないだけでなく、情報を出さないことが大切です。今回はこれまで入れていたウイルスバスター コーポレートエディションに加えてヤマハルーターにWeb Securityを追加することで、その点を特に強化できたのではないかと思っています。」使い心地は上々で、工藤氏は入れて良かったと繰り返す。

ネットワーク構成図

将来展望

インターネットを活用してさらに充実したIT学習環境を提供したい

「情報」授業以外でもできるだけインターネットやパソコンを活用して、充実したICT学習環境を提供したいという。「生徒には、インターネットの楽しさ、便利さと合わせて怖さの両方を教えたい。」
基本、パソコンのアップデートやウイルス感染の対応なども教員で行っているため、コストや手間がかからず、運用できるものが望ましいので、将来的にはシンクライアントやクラウドの活用なども検討したい、と教育現場での効率的なIT活用に積極的だ。

【導入先プロフィール】

名称 岩手中・高等学校
所在地 〒020-0062 岩手県盛岡市長田町7-60
設立 1926年(大正15年)
学級数 中学校3学級57人、高校17学級545人
専任教員数 中学・高校43人
事業内容 『積慶・重暉・養正』を校訓とし、理念と信念と実行力を具有する人物の養成を1926年の創立当時より行ってきた。県内唯一の男子校であり、県内初の併設型私立中高一貫として、中学高校を通じた特別カリキュラムを行い、進学を視野に入れた教育に力を入れている。
URL http://iwate-jh.ed.jp/

 

 

 

※ 記載内容は2011年9月現在のものです。内容は予告なく変更される場合があります。