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導入事例:伊藤忠テクノソリューションズ株式会社

Trend Micro Deep Securityの採用でパブリッククラウドが大きく進化
セキュアなサービス提供でビジネスの可能性拡大に貢献


セキュリティの不安を払拭したクラウドサービスのニーズが拡大

企業ニーズを迅速・的確にとらえ、最適なソリューションの提供でビジネスの課題解決を積極的にサポートする伊藤忠テクノソリューションズ(以下、 CTC)。コンサルティング、インフラ構築からシステム開発、データセンターの運用・保守までITライフサイクルの全フェーズを深く、広くサポートできる のが強みだ。
その実績とノウハウを活かし、近年CTCでは、クラウドビジネスの総合ブランド「cloudage(クラウデージ)」を立ち上げ、クラウド時代のビジネス基盤の創造を強力に支援している。
cloudageを構成するサービスにはパブリッククラウドサービス「TechnoCUVIC」、パブリッククラウド上のOSやミドルウェアの構築・運用 をサービス化した「TechnoCUVIC Pro」などがある。なかでもTechnoCUVIC Proは仮想化環境の運用負荷を軽減する「SEプロフェッショナル・サービス」として高い注目を集めている。
TechnoCUVIC Proは統合・プール化された仮想化・共通ITインフラ上に、CTC の推奨構成を即時構築し、設定情報の変更・保存やパッチ適用、障害対応などを提供するサービス。その中には当然、セキュリティ機能も含まれるが、最近はク ラウド市場の拡大とともに、求められる要件が高度化してきたという。「パブリッククラウドをビジネス向けに、安心・安全に使いたいというニーズが高まって います」と同社のクラウドプラットフォーム事業においてITサービス統括第1部長代行を務める吉田 丈成氏は話す。
こうしたニーズに対応するためには、セキュリティ機能を要件に応じてスピーディに強化していく必要がある。従来は、要件ごとに必要なツールを開発・導入していたが、それではスピーディに対応するのが難しい。

統合型のセキュリティ機能を評価 低コストな新サービスの提供が可能に

Photo-img-02-20130813そこで、CTCでは、包括的・効率的に対処できるソリューションの比較検討を実施。最終的には、TechnoCUVIC Proのセキュリティ機能として、トレンドマイクロの総合サーバセキュリティソリューション「Trend Micro Deep Security(以下、Deep Security)」を採用した。
「採用のポイントは、クラウド基盤に求められるサーバ保護のセキュリティ要件を網羅している点でした。これにより、スピーディな対応が求められるOSやアプリケーションの脆弱性の保護をはじめ、多様なセキュリティ課題に包括的 かつ効果的に対処できると判断しました」と吉田氏は語る。
特に高く評価されたのが仮想パッチ機能だ。仮想パッチは脆弱性に対して疑似的にパッチを適用したように見せ、攻撃の通信を塞ぐ機能。「正式パッチの検証をとる前に対処できるので、セキュリティリスクの低減に効果があります」(吉田氏)。
さらにCTC では新サービス提供以降、トレンドマイクロの協力のもと、様々な施策に積極的に取り組んでいる。「共同セミナーによる案件発掘のほか、技術トランスファー によるエンジニアのスキルアップも図っています。パートナーへの支援体制が充実していることは大きなメリット」と吉田氏は話す。
Deep Security の採用は、TechnoCUVIC Pro を利用する顧客企業にとってもメリットが大きい。Deep Security はサーバOSに依存せずに利用できるのが特徴。「サーバOSの異なるマルチテナントの環境でも、顧客ごとに個別のセキュリティレベルを設定し、システムの独立性を担保することができます」と吉田氏はそのメリットを語る。
さらに、Deep Security が販売契約数に応じた従量課金体系であることもポイントだった。そのため、CTC は初期コストを最小化して導入を実現。その分、顧客企業にも低コストでセキュリティ機能を提供できる。「これにより、顧客企業にとってリスクが少なく、短 期間かつ低コストでセキュリティ強化を図れる、新しいサービスが実現できました」と吉田氏は述べる。
CTC はDeep Security を採用したTechnoCUVIC Pro のセキュリティ機能を、2010 年9月よりオプションサービスとして提供を開始している。

CTCが提供するプラットフォームサービス

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セキュリティ機能の拡充でサービスの価値向上を実現

Photo-img-03-20130813Deep Security によるセキュリティの強化は、別サービスの拡販にもつながっている。その1 つが、帳票クラウドサービス「ePromo」である。ePromo は請求書や給与明細書など紙ベースのフォームを電子化するクラウドサービス。「必要な時、必要な数量から利用できる『スモール/クイックスタート』が特徴 です」とCTC 流通システム第3事業部 Web サービス営業部の三浦 圭氏は説明する。
ePromoは帳票サービスという性質上、社員やお 客様の個人情報など厳格な管理が求められる重要なデータを扱っている。ユーザ企業のクラウドに対するセキュリティ意識が高まる中、安心できるサービスを提 供するには、SQLインジェクションやクロスサイトスクリプティング(XSS)といった攻撃まで視野に入れておく必要がある。そのため、これまで以上に強 固なセキュリティ機能が必要と判断。高い拡張性や運用を委託できるというメリットもあり、独自で持っていたePromoの提供基盤を TechnoCUVIC Proに移行した。「その結果、よりセキュアな環境でのサービス提供が可能になり、サービス全体のセキュリティレベルの底上げを実現しました。顧客への提 案もしやすくなり、TechnoCUVIC Pro同様に、クラウドサービスとしての価値向上につながっています」とCTC流通システム第3事業部 エンハンスメント第1部の安達 圭司氏は話す。
クラウドに対するセキュリティ意識が高まる中、CTC ではこうした競争力の高いセキュアなパブリッククラウドサービスを武器に、本格的なクラウド時代の新たな市場を切り開いていく考えだ。

【導入先プロフィール】

名称 伊藤忠テクノソリューションズ株式会社(略称CTC)
所在地 東京都千代田区霞が関3-2-5 霞が関ビル
創立 1972年4月1日
資本金 217億6300万円
従業員数 7233名(CTCグループ、2011年4月1日現在)
事業内容 コンピュータ・ネットワークシステムの構築・販売・保守、ソフトウェア受託開発、科学・工学系情報サービスの提供など
URL http://www.ctc-g.co.jp/

 

 

 

※ 記載内容は2011年6月現在のものです。内容は予告なく変更される場合があります。