Skip to content

導入事例:株式会社エヌ・ティ・ティ・データ

DaaSをはじめ、オフィスのOA環境をクラウドで提供
セキュリティ機能の標準搭載で安全・安心な利用環境を実現


OA環境のクラウド化でコスト削減に貢献する新サービス

「Global IT Innovator」をグループビジョンとして掲げ、高品質なITソリューションを提供するNTTデータ。クラウド時代のユーザニーズに対応したサービスの拡充にもいち早く着手しており、プライベートクラウド、パブリッククラウド、どちらの要望にもワンストップで対応するエンタープライズ向け総合クラウドサービス「BizXaaS®」(ビズエクサース)を展開中だ。
2011年5月、このBizXaaS®に新たなサービスが加わった。オフィス業務に不可欠なOA環境をクラウド型で提供する「BizXaaS® Office」(ビズエクサース オフィス)である。具体的には、DaaS(Desktop as a Service)のほか、ファイルサーバ、メール、文書管理など、多彩なサービスがラインアップされている。
「すでにコモディティ化したOA環境をクラウドへ移行し、コスト削減を図りたいというニーズは非常に強い。早急にこうしたお客様の声にお応えすべきと考えたのです」と語るのは、同社の基盤システム事業本部で第一基盤サービス統括部 部長を務める木幡 康弘氏だ。

また、同事業本部 課長の千北 裕司氏はサービスの特徴について次のように続ける。「多様なお客様のニーズに対応し、カスタマイズの要望にも柔軟に対応します。例えば、DaaSでは、端末のレンタルサービスなどもご用意。お客様にとって最適な形でサービスを提供します」。


ウイルス検索の時間を自動調整しレスポンス低下を回避

一方、DaaSの提供に当たっては、絶対にクリアしなければならない課題があった。仮想PC環境のセキュリティだ。同事業本部の課長代理 深沢 輝敬氏は「お客様がクラウドを導入される際に、一番懸念されるのがセキュリティの問題です。これを払拭するためには、アンチウイルス機能の標準提供が必須と感じました」と振り返る。
そこで、同社は安全・安心なDaaSを実現すべく、様々なセキュリティベンダーと交渉を実施。標準搭載するセキュリティ対策製品を模索した。

安全なOA環境を提供する「BizXaaS® Office」

 

「まず評価したのが機能的なアドバンテージです。DaaSのような仮想デスクトップ環境では、朝の始業時などに負荷が集中し、レスポンスが極端に低下する『午前9時問題』がしばしば課題となります。それに対し『ウイルスバスター コーポレートエディション』には、サーバの過負荷を回避する『VDIオプション』機能が備わっていたのです」と千北氏は説明する。
これは、サーバの性能などを考慮しながら、仮想PCに対するウイルス検索やパターンファイル更新のタイミングを自動的に調整し、サーバの過負荷を抑止する機能だ。さらに複数の仮想PCが共有しているOSやアプリケーションのイメージをホワイトリストとして検索対象から除外することで、サーバの負荷を軽減する上、ウイルス検索時間を大幅に短縮できる。常に快適に利用できることはDaaSに求められる要件の1つ。VDIオプションは、その実現に大きく貢献しているのだ。
加えて、トレンドマイクロがサービス事業者向けに提供する「Trend Micro Service Provider License」(SPL)も評価のポイントとなった。「いつでも、必要な時に利用できるのがクラウドサービスの利点ですが、将来の利用規模までを想定し、様々なリソースを事前に用意しておかなければならないのは、事業者にとっては大きな負担です。その点、SPLは、あらかじめライセンスを確保しておかなくても、すぐに利用を開始でき、しかも実際のユーザ利用分だけを月額で支払うことができる。我々事業者にとって大きな魅力ですね」と木幡氏は語る。
 

メールやWeb経由の脅威にもトレンドマイクロ製品で対応

現在、同社では、外部への提供に先立ち、自社内でDaaSを活用。約2500名のユーザが、日々の業務インフラとして活用している。顧客企業の反応も上々で、ソリューションの発表直後から、数千ユーザ規模の商談が相次いでいるという。
「DaaSに続き、8月にはMicrosoft Exchange Serverによるメールサービスも開始します。ここでは、添付ファイルからのウイルス感染を防止するため、トレンドマイクロの『InterScan for Microsoft Exchange』を活用しています」と千北氏。また、Webサイト経由の脅威を防御するために、「InterScan WebManager」も導入予定だ。
ウイルスバスター コーポレートエディションも含め、これらの製品には、「Trend Micro Smart Protection Network」(SPN)というテクノロジーが活用されている。これは、トレンドマイクロのクラウド上に刻々と生まれる脅威の情報を集約。それを参照することで、リアルタイムな防御を可能にするもの。ウイルスだけでなく、メール環境では、スパム対策にも大きな効果が期待できる。
さらに24時間・365日のサポートを従量課金で提供する「Trend Micro Availability Service」も安心感の源泉となっている。「お客様が業務で使われるサービスですから、何か問題が発生した際にはできるだけ迅速に対応する必要があります。専任担当者による24時間・365日サポートは、こうした際に強力な武器となります」(深沢氏)。
もちろん、エンドユーザだけでなく、NTTデータに対しても手厚くサポートしている。「セキュリティ製品は、通信やファイルアクセスなど、システムの様々な部分に関与するため、場合によっては、お客様システムとの間で不具合が生じる場合があります。当社では、事前のテスト導入で問題が起きないかどうかチェックするのですが、トレンドマイクロは万一障害が発生した際の原因究明作業などもしっかりと支援してくれます。サービス品質にこだわる当社にとって、これは非常にありがたいことですね」と木幡氏は強調する。
同社では、今後もBizXaaS® Officeのサービスメニューを拡充していくほか、スマートフォンやタブレット端末などのスマートデバイス対応も強化する構えだ。その際には、トレンドマイクロが提供するスマートデバイス向けセキュリティソリューションの活用も視野に入れているという。「BizXaaS® Officeを皮切りに、業務システム全体のクラウド化をご支援していきたい。今後もお客様のビジネスの成長に貢献できるサービスを目指します」と木幡氏は意気込みを力強く語った。
 

【導入先プロフィール】

名称 株式会社エヌ・ティ・ティ・データ
所在地 東京都江東区豊洲3-3-3
設立 1988年5月23日
資本金 1,425億2千万円(2011年3月31日現在)
従業員数 10,139名(単独:2011年3月31日現在)
事業内容 システムインテグレーション事業、ネットワークシステムサービス事業
URL http://www.nttdata.co.jp/

※ 記載内容は2011年10月現在のものです。内容は予告なく変更される場合があります。