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- トレンドマイクロ、HPとの戦略的なOEM契約を発表
HP TippingPoint Advanced Threat Applianceファミリーに、トレンドマイクロのDeep DiscoveryTMによる侵害検知を付加
2014年12月24日
※ 本リリースは、2014年12月16日に米国にて発表されたプレスリリースの抄訳です。
セキュリティソフトウェアの世界的パイオニアであるトレンドマイクロ株式会社（本社：東京都渋谷区、代表取締役社長兼CEO：エバ・チェン、東証一部：4704 以下、トレンドマイクロ）は、高度な標的型攻撃や作りこまれた不正プログラムの脅威と戦う企業を支援するために、ヒューレット・パッカードカンパニー（以下HP）と戦略的なOEM契約を締結したことを発表します。HP TippingPoint Advanced Threat Appliance（ATA）製品ファミリーに、Trend Micro Deep Discovery（以下、Deep Discovery）を搭載することで、脅威を検知し、防御の強化を実現する単一の統合ソリューションをお客様に提供します。このソリューションは、静的解析、動的解析および振る舞い検知技術を通じて不正プログラムを特定し、重要なビジネスデータがリスクにさらされる前に脅威をブロックして無効化します。
トレンドマイクロのグローバルチャネル＆アライアンス担当バイスプレジデントPartha Pandaは次のように述べています。「市場をリードする侵入検知システムを包括的かつ厳正にレビューした結果、トレンドマイクロがHPに選定されたことを非常に光栄に思います。今回の契約で、弊社のソリューションの優れた品質と効率性が改めて裏付けられました。HPと弊社の長期的パートナーシップの拡張とも言えるこの契約は、次世代の脅威に対抗するトレンドマイクロの防御機能の普及を加速させるでしょう。またこれによりHPのお客様は、包括的な統合ソリューションを利用して標的型攻撃の検知、ブロック、調査を行うことができます。」
Deep Discoveryは、標準的なセキュリティソリューションには把握できない標的型攻撃、作りこまれた不正プログラム、C&C通信、不審な活動を検知できるよう、サイバー犯罪の活動を包括的に可視化する設計になっており、世界中の幅広い業種の企業から信頼を得ています。Deep Discoveryには、次のような機能があります。
カスタムサンドボックスは、効率的な侵入検知ソリューションに不可欠な機能です。企業は汎用構成チェックによって作りこまれた不正プログラムを特定、評価し、脅威かどうかを見極めることにより、検知回避を防止することができます。
世界的なセキュリティ会社6社を対象としたNSS Labsによる最近のテスト（※1）において、Trend Micro Deep Discoveryは侵害検知で最高点（99.1%）を獲得しました。また、誤検知は0件という結果でした。
※1 出典: 2014年4月 NSS Labs公開 ”Breach Detection Systems(BDS) Comparative Analysis Report”より。テスト対象製品は、Trend Micro Deep Discovery Inspector Model 1000（日本におけるDeep Discovery Inspector は、当該テスト対象製品と同等製品）です。侵害検知率は、「HTTP不正プログラム検知率、Email不正プログラム検知率、エクスプロイト検知率」の平均を表しています。
HP社のTippingPoint/エンタープライズセキュリティ製品担当バイスプレジデント兼ジェネラルマネージャであるRob Greer氏は次のように述べています。「企業は今日の脅威の状況に対応するために、脅威を特定するだけでなく、無効化およびブロックするアクションを実行する階層型セキュリティ戦略を必要としています。Trend Micro Deep Discoveryテクノロジの搭載により、HP TippingPointは、HPの侵入防止システム（IPS）および次世代ファイアウォール（NGFW）と連動してさらに高度なレベルの可視性とインテリジェンスを提供できるようになります。そのため、お客様は最初の感染ポイントで標的型攻撃を検知して無効化することが可能になります。」
※ TREND MICRO、Deep Discovery、およびDeep Discovery Inspectorは、トレンドマイクロ株式会社の登録商標です。各社の社名、製品名およびサービス名は、各社の商標または登録商標です。