トレンドマイクロのCEOが、第83回インターポール年次総会で基調演説

~サイバー犯罪撲滅のための継続的な協力を推進~

2014年11月17日

※本リリースは、2014年11月7日に米国にて発表されたプレスリリースの抄訳です。

セキュリティソフトウェアおよびソリューションの世界的パイオニアであるトレンドマイクロ株式会社(本社:東京都渋谷区、東証一部:4704、以下、トレンドマイクロ)の代表取締役社長 兼 CEOエバ・チェンは、11月3~7日にモナコで開催された第83回インターポール年次総会で基調演説を行いました。本プレゼンテーションにおいてエバ・チェンは、世界的な脅威の状況を示すとともに、サイバー犯罪と闘うためには公的および私的組織間の継続的な協力が必要であると強調しました。トレンドマイクロは、このイベントのテクノロジー&サイバー犯罪セッションに招待された唯一のセキュリティソフトウェアプロバイダです。

エバ・チェンは次のように述べています。「蔓延するサイバー犯罪を調査し、最終的に犯人を特定して起訴するためには、世界的な取り組みが必要となっています。国際社会のリーダーである皆様の前で、我々が直面している課題について詳しくお話しし、世界中の民間企業と法執行機関との継続的なパートナーシップの必要性を語る機会を得たことを光栄に思います。犯罪撲滅のためには、情報とリソースの両方を共有することが不可欠です。テクノロジーの建設的かつ有益な活用により、国際社会の向上を実現できます。」

今回の総会は、1914年にモナコで第1回国際刑事警察会議(International Criminal Police Congress)が開催されてから100周年となる節目のイベントです。今年のイベントでは、1世紀にわたる国際警察協力と、インターポールの「Turn Back Crime(犯罪阻止)」キャンペーンが主要テーマでした。190の加盟国・地域からの代表者で構成される総会は、インターポールの最高運営機関としての役割を果たし、インターポールの任務達成をサポートするための方針およびリソースについて話し合い、執行委員会を選出することを目的として開催されます。

トレンドマイクロは9月に、インターポールと3年間にわたる協定を結び、同組織とその加盟国・地域が世界的なサイバー犯罪に対抗するために必要な新しい知識、リソース、および戦略を獲得できるよう支援していくと発表しました。トレンドマイクロは、サイバー犯罪を調査、抑止、および防止するために、Threat Intelligence Serviceを通じてインターポールに対し脅威情報分析を提供します。また、サイバー犯罪調査における技術改善と能力向上を目的とする調査トレーニングプログラムを、加盟国・地域に提供します。この取り組みをサポートするために、トレンドマイクロのセキュリティリサーチャーが、シンガポールにあるサイバー攻撃の国際研究センターであるINTERPOL Global Complex for Innovationに常駐しています。
※ TREND MICROは、トレンドマイクロ株式会社の登録商標です。各社の社名、製品名およびサービス名は、各社の商標または登録商標です。