企業向けセキュリティ対策製品のランサムウェア対策機能を強化

~エンドポイントにおいて暗号化されたファイルを自動的に復旧~

2016年6月16日

トレンドマイクロ株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長兼CEO:エバ・チェン、東証一部:4704 以下、トレンドマイクロ)は、エンドポイント向けクラウド型セキュリティサービス「ウイルスバスター ビジネスセキュリティサービス(以下、VBBSS)」および企業向け総合セキュリティソフト「ウイルスバスター コーポレートエディション(以下、ウイルスバスター Corp.)」において、ランサムウェア(※1)対策機能を強化することをお知らせします。2016年6月18日より順次新機能を搭載します。
(※1) 感染したPCの操作をロックしたり、PC内のファイルを暗号化して復旧の代わりに金銭を要求する不正プログラム。

日本国内で被害が増加しているランサムウェアに対抗するため、トレンドマイクロでは企業向けセキュリティ対策製品のランサムウェア対策機能を強化します。特に、VBBSSとウイルスバスター Corp.では、従来でのパターンマッチングおよび挙動監視によるランサムウェア対策機能に加え、事前にファイルをバックアップし、万が一ランサムウェアがファイルを暗号化した場合でも、バックアップファイルを用いて自動的にファイルを復旧する機能を新たに搭載します(※2)。バックアップファイルはアクセス制限がかかったフォルダに安全に保存されます。また、通常のバックアップ機能とは違い、バックアップファイルを自動的に差し替えるため、ユーザの手動による復旧の手間を省き、ビジネスを継続することが可能です。これにより、企業の大事なデータの損失を防ぎます。
(※2) 全てのランサムウェアに対応するものではありません。  

また、企業向けの各製品において、2016年5月より順次ランサムウェアの検出状況を管理画面にて可視化する機能を新たに搭載しました。これにより、企業がランサムウェアの脅威に対して、効果的な対策を行うことを支援します。

企業向け各製品におけるランサムウェア対策機能強化の概要

*Critical Patchでの対応になります。詳しくは以下サイトをご参考ください。 
**HotFixでの対応になります。詳しくは以下サイトをご参考ください。 

管理画面イメージ:ウイルスバスター ビジネスセキュリティサービス

各製品の詳細は以下をご覧ください。


※ 2016年6月16日現在の情報をもとに作成されたものです。今後、価格の変更、仕様の変更、バージョンアップ等により、内容の全部もしくは一部に変更が生じる可能性があります。 
※TREND MICRO、ウイルスバスター、ウイルスバスター ビジネスセキュリティサービス、Trend Micro Deep Security、Deep Discovery Inspector、Deep Discovery、 Cloud Edge、InterScan Web Security Virtual Appliance、InterScan Web Security as a Service、InterScan Messaging Security Virtual Appliance、Trend Micro Hosted Email Security、およびTrend Micro Remote Managerは、トレンドマイクロ株式会社の登録商標です。各社の社名、製品名およびサービス名は、各社の商標または登録商標です。