「Deep Discovery™ Inspector」がソニー銀行の社内システムに採用

~ネットワークの可視化を加えた「多層防御」による標的型サイバー攻撃対策を実現~

2015年9月4日

トレンドマイクロ株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長 兼 CEO:エバ・チェン 東証一部:4704、以下、トレンドマイクロ)は、ソニー銀行株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:伊藤 裕、以下、ソニー銀行)の社内システムに、トレンドマイクロが提供するネットワーク監視製品「Deep Discovery Inspector (以下、DDI) 」がセキュリティ対策製品として採用されたことを発表いたします。

ソニー銀行では2001年のサービス開始以来、バンキングサービスへの信頼性を支える生命線として積極的にセキュリティ対策に取り組んでおり、標的型サイバー攻撃といった新しい脅威にも注目し対策を検討していました。既存の対策を見直す中で、既存と異なるレイヤーに対策を施すDDIにより、入口・出口対策、内部対策といった「多層防御」の仕組みを強化し、システム全体のセキュリティレベルをさらに引き上げることにしました。

同社のシステムは一般的な事務処理を支える「OA系システム」と顧客管理や勘定処理を行うクローズド環境の「銀行業務システム」の2系統あります。今回はこの両システムにそれぞれDDIが採用されました。採用にあたっては、DDIは内部ネットワークの通信の可視化やログの蓄積、サンドボックスによる未知の脅威の検出(※1)といった機能を搭載しており、標的型サイバー攻撃を迅速に察知するための「内部対策」を最もバランスよく実現できる点が評価されました。

※1 全ての未知の脅威に対応するものではありません。

さらに、運用支援サービス「トレンドマイクロ プレミアムサポート」もDDIとあわせて、この度ソニー銀行に採用されました。トレンドマイクロが専門家としての知見を用いて通信ログを解析し、週次でレポートを発行します。ソニー銀行はそのレポートを運用状況の確認に活用し、標的型サイバー攻撃対策を強化しました。

トレンドマイクロでは、ソニー銀行へのサーバ保護や標的型メール攻撃に向けたソリューション提供をはじめ、社内/顧客向け双方のシステムにおけるセキュリティ対策を引き続き支援していきます。

※ TREND MICRO、Deep Discovery Inspector、およびDeep Discoveryは、トレンドマイクロ株式会社の登録商標です。各社の社名、製品名およびサービス名は、各社の商標または登録商標です。