「Trend Micro Deep Security™ as a Service」が富士通のクラウドサービスに採用

~クラウドサービスのセキュリティを強化~

2015年6月18日

トレンドマイクロ株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長 兼 CEO:エバ・チェン、以下、トレンドマイクロ)は、富士通株式会社が提供するクラウドサービスにトレンドマイクロのクラウド型総合サーバセキュリティサービス「Trend Micro Deep Security as a Service(以下、DSaaS)」(※1)が、採用されたことをお知らせします。ユーザは6月19日より順次クラウドサービスのオプションとしてDSaaSを利用できます。該当クラウドサービスおよびDSaaSの提供開始日は以下の通りです。

  • パブリッククラウドサービス「FUJITSU Cloud IaaS Trusted Public S5」: 6月19日
  • プライベートクラウドサービス「FUJITSU Cloud IaaS Private Hosted A5+ for Windows Server」: 6月19日
  • プライベートクラウドサービス「FUJITSU Cloud IaaS Private Hosted A5+専用サービス for Windows Server」: 6月19日
  • プライベートクラウドサービス「FUJITSU Cloud IaaS Private Hosted LCP」: 7月初旬

今回の採用では、DSaaSの製品サポートサービスに加え、サーバの運用監視サービスも富士通より提供されるため(※2)、クラウドサービスで利用するサーバに攻撃があった場合などに、ユーザ企業はより迅速に異常を察知し対処することができます。
※1 クラウド型セキュリティサービス「DSaaS」の他、総合サーバセキュリティ対策製品「Trend Micro Deep Security(以下、Deep Security)」の利用も可能です。DSaaSおよびDeep Securityは各クラウドサービスのオプションとして利用いただけます。
※2  Deep Securityを利用の際には、製品に関するサポートサービスのみ提供します。


富士通では、企業の「クラウドファーストニーズ」に最適なサービス提供を目指し、プラットフォーム(PaaS)、インフラ(laaS)など、様々なクラウドサービスを展開しています。企業がより安心安全にクラウドサービスの利用を継続するために、セキュリティ品質の確保、維持に努めています。
今回の採用にあたっては、DSaaSの機能「脆弱性対策(仮想パッチ)」が注目されました。脆弱性対策(仮想パッチ)は、脆弱性を狙う攻撃コードをネットワークレベルでブロックし、脆弱性を狙う攻撃からサーバを保護します。さらにDSaaSが、仮想サーバにおける安定稼働や、Linux OSまたはカーネルのバージョンアップにも迅速に対応しLinuxを利用している企業にとって利便性が高い点も富士通によって高く評価されました。 

トレンドマイクロは、企業における安全なクラウドのシステム構築・運用を支援するべく様々な取り組みを引き続き展開してまいります。

なお、本発表にあたり、富士通株式会社 クラウドビジネス推進統括部長 高橋高裕様よりエンドースメントをいただいています。

「富士通はトレンドマイクロ株式会社様による高度なセキュリティソリューションDSaaSの弊社クラウドサービスへの適応を歓迎いたします。エンタープライズ向けのセキュアなクラウドサービスを提供する弊社にとって、DSaaSの採用はお客様の益々の安心感と信頼感を得られる貴重な付加価値となり、今後より一層の自信をもってクラウドサービスを提供していくことが可能となります。」


■Trend Micro Deep Security as a Serviceについて: 
DSaaSは、トレンドマイクロが管理サーバをクラウド上で提供する、クラウド型総合サーバセキュリティサービスです。導入にあたり管理サーバを構築する必要がないため、手軽に利用できます。ユーザは、クラウド上の管理サーバにログインすることで、セキュリティ設定の変更やログ管理を行うことができます。


■FUJITSU Cloud IaaS Trusted Public S5について:
「FUJITSU Cloud IaaS Trusted Public S5」は、富士通のデータセンター内の仮想サーバで専用物理サーバと同等の操作性、安全性、信頼性を確保した、グローバルに活用できるパブリック型(IaaS)のクラウドサービスです。


■FUJITSU Cloud IaaS Private Hosted A5+ for Windows Serverについて:
「Private Hosted A5+ for Windows Server」はHyper-Vベースのリソース共用型のクラウドサービスです。Windowsに特化した環境構築、システム運用の効率化を支援します。


■FUJITSU Cloud IaaS Private Hosted A5+専用サービス for Windows Serverについて:
「Private Hosted A5+専用サービス for Windows Server」は物理サーバ単位でお客様が必要なリソースを提供するクラウドサービスです。お客様専用物理サーバ環境でプライベートな仮想環境をスピーディーに提供します。


■FUJITSU Cloud IaaS Private Hosted LCPについて:
「Private Hosted LCP」は、VMwareベースで構築された仮想インフラを、富士通のデータセンターからお客様に提供するクラウドサービスです。専用線での接続を行うことにより、お客様は、機密性の高いクラウド環境を利用する事が出来ます。また、お客様のご要件に応じた導入・運用サービスも併せて提供します。

※ 本リリースに記載された内容は2015年6 月18日現在の情報をもとに作成されたものです。今後、価格の変更、仕様の変更、バージョンアップ等により、内容の全部もしくは一部に変更が生じる可能性があります。
※ TREND MICRO、Trend Micro Deep Security、およびDeep Securityは、トレンドマイクロ株式会社の登録商標です。各社の社名、製品名およびサービス名は、各社の商標または登録商標です。