1クリックで脅威と脆弱性をチェックする「ウイルスバスター クラウド™」最新版を発売

~オンラインバンキングを狙う未知ウイルスによる被害を防ぐ(※1)~

2014年9月3日

トレンドマイクロ株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長兼CEO:エバ・チェン、東証一部:4704 以下、トレンドマイクロ)は、総合セキュリティソフト「ウイルスバスター クラウド」の最新版を、2014年9月5日(金)より店頭とダウンロード販売店で発売します。トレンドマイクロ・オンラインショップでは、2014年9月3日(水)17時より先行発売します。今後一年間で、ウイルスバスター クラウドシリーズで1,500万ユーザ(※2)を目指します。
※1 全ての未知ウイルスによる被害を防ぐことを保証するものではありません。
※2 トレンドマイクロから直接提供する製品の他、パートナー経由で提供されるサービスも含まれます。ウイルスバスター モバイルは含みません。


最新版では、ウイルスなどの脅威のチェックと同時に、パソコンのセキュリティ設定/状態などの脆弱性も1クリックでチェックできます。また、パスワード管理ツール「パスワードマネージャー 無料版」を同梱します。「ウイルスバスター クラウド」と「パスワードマネージャー」が連携することで、オンラインバンキングの利用者保護を強化します。未知のウイルスにより、偽の画面を通じてログインID/パスワードを窃取する攻撃への対策を行います(※1)。

昨今、ウイルスをユーザに感染させる手法として、ソフトウェアの脆弱性を悪用する攻撃が多用されています。最新ではないバージョンのソフトウェアを利用することは、脆弱性を悪用する攻撃に対してリスクのある状況といえます。コンシューマユーザにおいては、OS、Microsoft Office、Adobe Reader、Adobe Flash Player、Javaなど様々なソフトウェアの修正プログラムを適用することが、脆弱性を悪用する攻撃を防ぐために有効です。「ウイルスバスター クラウド」の最新版で新たに搭載した脆弱性をチェックする機能は、パソコンにインストールされているソフトウェアのバージョンをチェックします。適用可能な修正プログラムがある場合、適用を促すことで脆弱性を悪用する攻撃を防ぎます。ソフトウェアの自動更新や、Windowsファイアウォール機能のON/OFFもあわせてチェックし、設定をONにするよう促すことで、セキュリティの強度を高めます。

また、オンライン銀行にアクセスしたユーザに対し、Webブラウザ上で不正なコードを実行し、偽の画面を表示して銀行のログインID/パスワードを窃取する攻撃への対策を強化(※3)します。「パスワードマネージャー」と連携することで、銀行や証券会社のWebサイトへアクセスした際に、不正なコードを実行させない専用のセキュアブラウザを起動し、ユーザが偽の画面に情報を入力することを防ぎます。ウイルスの種類に関わらず、不正なコードの実行自体を防ぐため、パターンファイルでは対応できない未知ウイルスによる攻撃対策として有効です。(※1)

左:ウイルスバスター クラウド 右:ウイルスバスター クラウド + 保険&デジタルライフサポート

※3 本機能は2014年9月16日より提供されます。Windows版ウイルスバスター クラウドの最新版をご利用のユーザは自動的にアップデートされます。 同梱されているパスワード管理ツール「パスワードマネージャー 無料版」のインストールが必要です。有償版でも本機能を使用できます。ウイルスバスター for Macは対象外です。全ての金融機関に対応するものではありません。

「ウイルスバスター クラウド」(Windows版)の主な新機能・強化ポイント

◆脆弱性のチェック(機能名:修正プログラムとセキュリティ設定の確認)(New)
Adobe Reader、Javaのバージョンをチェックし、適用可能な修正プログラムがある場合、適用を促します。あわせてWindows Update、Adobe Flash Playerの自動更新や、Windowsファイアウォール機能のON/OFFをチェックし、一括でONに変更できます。また、Internet Explorer、ユーザアカウント制御のセキュリティレベルをチェックし、セキュリティレベルが低い場合、推奨する設定に変更します。

◆オンラインバンキングを狙う未知ウイルスの対策(※1) (New)
銀行や証券会社のWebサイトへアクセスした際に、専用のセキュアブラウザを起動し、不正なコードが実行されることを防ぎます。ウイルスの種類に関わらず、不正なコードを実行しようとする未知ウイルスの対策に有効です。(※3)
本機能は、「ウイルスバスター クラウド」と、パスワード管理ツール「パスワードマネージャー(http://safe.trendmicro.jp/products/pwmgr.aspx)」が連携し提供します。「パスワードマネージャー 無料版」は「ウイルスバスター クラウド」のインストール時にあわせてインストールできます。

◆(Webブラウザ向け)プライバシー設定チェッカー(New)
Webブラウザ(Internet Explorer、Google Chrome、Mozilla Firefox)のプライバシー設定を確認し、プライバシー保護の観点から推奨の設定を提示します。ブラウザに保存した個人情報が悪用されるリスクを低減します。

◆(SNS向け)プライバシー設定チェッカーがLinkedInに対応(強化)
SNSのプライバシー設定を確認し、プライバシー保護の観点から推奨の設定を提示します。Facebook、Twitter、Google+に加え、最新版ではLinkedInにも対応します。プライバシー設定チェッカーが推奨する設定に変更することで、より安全にSNSを利用できます。

◆プライバシーデータのクリア(強化)
ブラウザ、インスタントメッセンジャー、メディアプレーヤー、OS(Windows)、Microsoft Officeが保存する検索履歴、クッキー、自動で保存されたパスワード、最近開いたファイルの履歴などを消去します。最新版では、Skype、IP Messenger、Adobe Flash Player、Real Player、Quick Time Playerに対応します。

◆コンピュータの起動時間の短縮(New)
Windowsの起動とあわせて起動するソフトウェアの起動開始時間を最適化することで、コンピュータの起動時間を短縮できます。

◆ディスク容量の回復(強化)
Windows、Webブラウザ、ソフトウェアの一時ファイルやキャッシュ、不必要なレジストリキー、ゴミ箱のファイルなどを削除することで、使用可能なディスク容量を増やします。最新版では、ソフトウェアの一時ファイル削除に対応した他、指定のファイルサイズ以上の重複ファイルを検索して削除できます。

◆ユーザインターフェースの刷新(強化)
より簡単な操作でセキュリティ対策を実施できるよう、ユーザインターフェースを刷新しました。メイン画面中央のスキャンボタンを1クリックするだけで、ウイルスなどの脅威と、パソコンのセキュリティ設定/状態などの脆弱性を同時にチェックできます。

◆セキュリティレポート(強化)
ウイルスやスパイウェアなど脅威の検出、不正なWebサイトへのアクセスブロック、コンピュータの起動時間やディスク容量などパフォーマンスの改善状況、保護者による使用制限(ペアレンタルコントロール)で子どもがアクセスした際にブロックしたWebサイトなどの情報を確認できます。レポートを製品の画面から確認できる他、最新版では指定したメールアドレスへの送信やWeb上での確認ができます。

「ウイルスバスター for Mac」の主な新機能・強化ポイント(※4)

◆(SNS向け)プライバシー設定チェッカーがLinkedInに対応(強化)
SNSのプライバシー設定を確認し、プライバシー保護の観点から推奨の設定を提示します。Facebook、Twitter、Google+に加え、最新版ではLinkedInにも対応します。プライバシー設定チェッカーが推奨する設定に変更することで、より安全にSNSを利用できます。

◆OS X Yosemite対応予定(New)
Appleからリリース予定のMac OS最新バージョン“OS X Yosemite”に対応予定です。

※4  ウイルスバスター for Macはウイルスバスター クラウドに同梱されます。

製品名・ラインナップ・価格について

製品名(パッケージ版)
販売価格(税込)
ウイルスバスター クラウド 1年版
オープン価格(6,160円)(※5)
ウイルスバスター クラウド 3年版
オープン価格(13,170円)(※5)
ウイルスバスター クラウド 1年版 パソコン同時購入用
オープン価格
ウイルスバスター クラウド 3年版 パソコン同時購入用
オープン価格
ウイルスバスター クラウド
+ 保険&デジタルライフサポート 1年版 パソコン同時購入用
オープン価格
ウイルスバスター クラウド
+ 保険&デジタルライフサポート 3年版 パソコン同時購入用
オープン価格

※5 店頭での販売価格はオープン価格です。括弧内の記載金額はトレンドマイクロ・オンラインショップの販売価格です。

製品名(ダウンロード版)
販売価格(税込)(※6)
ウイルスバスター クラウド 1年版
5,130円
ウイルスバスター クラウド 2年版
9,240円
ウイルスバスター クラウド 3年版
12,140円
ウイルスバスター クラウド
+ 保険&デジタルライフサポート 1年版
7,900円
ウイルスバスター クラウド
+ 保険&デジタルライフサポート 2年版
13,560円
ウイルスバスター クラウド
+ 保険&デジタルライフサポート 3年版
18,190円

※6 記載金額はトレンドマイクロ・オンラインショップの販売価格です。

◆購入方法
全国パソコンショップ、家電量販店、その他パソコンソフト取扱店のほか、
下記のオンラインショップ・ダウンロード販売サイトにて購入できます。
トレンドマイクロ・オンラインショップ(9月3日17時公開):http://safe.trendmicro.jp/purchase.aspx

製品の詳細は以下をご覧ください。
ウイルスバスター クラウド製品ページ http://safe.trendmicro.jp/products/vb.aspx

◆参考資料
<ウイルスバスター クラウド(Windows版) システム要件(※7)>

OS
CPU
メモリ
ハードディスク
Windows 8/8.1 (32ビット/64ビット) :Windows 8、Windows 8 Pro、Windows 8.1、Windows 8.1 Pro 1GHz 以上 32 ビット の場合1GB以上(2GB以上推奨)64 ビット の場合2GB以上 1.3GB 以上の空き容量(1.5GB 以上推奨)
Windows 7 (32ビット/64ビット) : Ultimate、Professional、Home Premium、Starter 800MHz以上(1GHz以上推奨)
Windows Vista (32ビット/64ビット) : Ultimate、Business、Home Premium、Home Basic (Service Pack 2以上) 512MB以上(1GB以上推奨)
Webブラウザ
Microsoft Internet Explorer 7.0~11.0(※8)
Mozilla Firefox  4.×~31.×
Google Chrome 37.×

<ウイルスバスター for Mac システム要件(※7)>

OS
CPU
メモリ
ハードディスク
Mac OS Xバージョン10.9「Mavericks」(リリース10.9.0以上) Intelプロセッサ搭載 2GB以上 1.5 GB以上の空き容量
Mac OS Xバージョン10.8「Mountain Lion」(リリース10.8.0以上)
Webブラウザ
Safari 6.0、7.0
Mozilla Firefox 30.×、31.×
Google Chrome 37.×

※7 システム要件に記載されているOSの種類やハードディスク容量などは、OSのサポート終了、弊社製品の改良などの理由により、予告なく変更される場合があります。Boot Campを除くエミュレータを使用したWindows環境には対応しておりません。

※8 Internet Explorer 11において、標準で拡張保護モードが有効になるため、初期状態ではウイルスバスター クラウドの一部機能が動作しません。機能をご利用いただくためには、Internet Explorerの拡張保護モードを無効にする設定変更が必要です。

<画面イメージ>

ウイルスバスター クラウド メイン画面

ウイルスバスター クラウド
修正プログラムとセキュリティ設定の確認

セキュアブラウザ

※ 本リリースは、2014年9月3日現在の情報をもとに作成されたものです。今後、価格の変更、仕様の変更、バージョンアップ等により、内容の全部もしくは一部に変更が生じる可能性があります。TREND MICRO、ウイルスバスター、ウイルスバスタークラウドおよび保険&デジタルライフサポートはトレンドマイクロ株式会社の登録商標です。各社の社名、製品名およびサービス名は、各社の商標または登録商標です。