トレンドマイクロ コンシューマ分野におけるビジネス戦略を発表

2014年8月6日

トレンドマイクロ株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長兼CEO:エバ・チェン、東証一部:4704 以下、トレンドマイクロ)は、コンシューマ分野における2014年からのビジネス戦略を発表します。

本ビジネス戦略は、三つの柱があります。一つ目はIoE時代に対応する新ソリューションの創出、二つ目は個々人の環境に即した「セキュリティコンシェルジュ」サービスの提供、三つ目は新興市場におけるモバイル向けソリューションのフリーミアムモデルの導入です。これらの戦略を推進し、全世界2,550万(※1)の当社製品/サービスを利用するコンシューマユーザを、2016年末までに2.5倍の6,300万ユーザへ成長させることを目指します。
※1 2013年末時点のユーザ数です。

コンシューマ分野におけるビジネス戦略の詳細

◆IoE時代に対応する新ソリューションの創出
・ セキュリティアットホーム
デバイス毎にセキュリティソフトをインストール/管理するのではなく、デバイスが接続されるポイントで一括してセキュリティを提供します。パソコン、スマートフォン、タブレット端末、ウェアラブル端末、インターネット家電、自動車など、家庭内の様々なIoEデバイスを安心、安全、快適に利用できる環境を実現します。ネットワーク機器ベンダー/通信事業者/サービス事業者など各種ホームゲートウェイを提供する事業者との協業も視野にいれ、セキュリティソリューションを提供していきます。

・ セキュリティエブリウェア
スマートフォン、タブレット端末など、家庭外へ持ち出すモバイルデバイスに対して、トレンドマイクロの安全なクラウドゲートウェイを提供します。コンシューマユーザは、利用するデバイスやOSの種類に関わらず、クラウドゲートウェイを経由して各種Webサービスなどを安全に利用でき、必要な機能はクラウド上で柔軟に追加することが可能です。当社から直接ユーザへ提供する他、金融/オンラインショッピング/ブラウザ開発/オンラインストレージ/広告配信などを行う事業者へOEM提供します。
 

◆「セキュリティコンシェルジュ」サービスの提供
トレンドマイクロのクラウド型セキュリティ技術基盤「Trend Micro Smart Protection Network™」の持つ不正ファイル、不正Webサイトなどの脅威データベースと、コンシューマユーザから自動的にフィードバックされた情報を相関分析し、コンシューマユーザが保有するデバイスの種類や利用状況などを鑑みて、ユーザ毎に異なるパーソナライズされたサービスをプロアクティブに提供します。当社から直接ユーザへ提供する他、カスタマーサポートセンターを運営するパソコンベンダー/デバイスベンダー/通信事業者/サービス事業者などと連携し提供します。
 

◆新興市場におけるモバイル向けソリューションのフリーミアムモデルの導入
モバイルデバイスの導入が急増する新興市場には、B to B to C(Business to Business to Consumer)の新たなエコシステムを推進します。具体的には、モバイルプロバイダーなどモバイルデバイス向けにアプリやサービスを提供する事業者と協業し、当社が安全性を確認したアプリやサービスのみをコンシューマユーザに提供するサービスなどを展開します。

※ 本リリースは、2014年8月6日現在の情報をもとに作成されたものです。今後、内容の全部もしくは一部に変更が生じる可能性があります。TREND MICROおよびTrend Micro Smart Protection Networkはトレンドマイクロ株式会社の登録商標です。各社の社名、製品名およびサービス名は、各社の商標または登録商標です。