企業・個人向けモバイルセキュリティソリューションを新展開

~Mobile World Congressにて、サイバー脅威やデータ損失への対抗力を高める総合モバイルセキュリティソリューションをCEOが披露~

2014年2月24日

※ 本リリースは、2014年2月24日に米国およびスペインにて発表されたプレスリリースの抄訳です。

インターネットセキュリティの先駆者であるトレンドマイクロ株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長 兼 CEO:エバ・チェン 東証一部:4704、以下、トレンドマイクロ)は、本日、バルセロナで開催されるMobile World Congress 2014にて、モバイルプラットフォームを通じて企業および個人に被害をもたらす、かつてないほど多数のサイバー攻撃に対抗するための複数のソリューションを発表します。これらの新しいソリューションは、企業向けと個人向けの両方の製品を含み、モバイルネットワークやモバイル端末に対する脅威を軽減します。

Mobile World Congress 2014 (Hall 6 – Booth 6L61)において、トレンドマイクロのCEO 兼 共同創業者であるエバ・チェンは、トレンドマイクロのエキスパート達と共に、モバイルセキュリティに関する企業ビジョンを示すとともに、法人、個人セグメントの両方に関連する3つのソリューションについて出展します。

これらの革新的なソリューションは、急速に進化し洗練されていく脅威に対抗するように設計されており、IT管理者には企業デバイスの管理強化を、個人ユーザにはよりよいユーザエクスペリエンスを提供します。出展ソリューションは以下の通りです。

  • Safe Mobile WorkForce(参考出展): モバイル端末から、リモートで動作するサーバ上の仮想モバイルOSを参照することで、モバイルデバイスから企業のデータへの安全なアクセスと、ユーザエクスペリエンスの向上を提供します。
  • Trend Micro Mobile Security(※1)(日本における製品名:ウイルスバスター モバイル(※2)): Android OS、iPhone/iPad(iOS)、Amazon Kindle Fireシリーズといったモバイルデバイスにおいて、ユーザのデータやプライバシーの保護を実現する、マルチプラットフォームセキュリティソリューションです。セキュアなWebブラウジング、Facebookの設定に関するプライバシーガイダンス、脅威からの保護、デバイス紛失対策、データバックアップやペアレンタルコントロールなど、非常に優れたセキュリティを提供します。
    ※1 日本における法人向け製品「Trend Micro Mobile Security」とは異なります。
    ※2 日本における製品リリースについては、決まり次第発表します。
  • Mobile App Reputation: モバイルアプリのレピュテーション(信頼性)を検証する、モバイルアプリ評価サービスです。新しい不正プログラムおよび既存の不正プログラムを特定して、ダウンロードの際に脅威を防御します。Mobile App Reputationスキャンは、世界中の様々なオンラインソースから、何百万もの危険なアプリを特定しブロックします。本サービスは、BlackBerry®向けのアプリストアであるBlackBerry® World™において、不正なアプリを検知し、防ぐための中核の役割も担っています。

「モバイル脅威は激しさを増し、ますます精巧になっています。トレンドマイクロは、他機関からも認められた専門性を活かし、これらの進化し続ける課題に取り組むことを約束します」と、エバ・チェンは語りました。
「2014年、サイバー犯罪者にとってモバイルは攻撃の矛先となるでしょう。トレンドマイクロでは、Androidに対する脅威だけでも、300万以上に達すると予想しています。クラウドベースのアプリケーションや、”Bring Your Own Device(BYOD)”のポリシーがメインストリームとなり、従業員と企業の双方の機微なデータが危険にさらされていきます。我々が展開する包括的なソリューションにより、このような差し迫った状況から、情報を安全に保ちます。」 

トレンドマイクロは、攻撃がどこから行われており、ユーザはどのように自分たちを最適に防御できるか、といった、最先端のモバイル脅威リサーチを行っています。トレンドマイクロの脅威リサーチャーは、”2013 Mobile Threat Report”において、モバイルの脅威はアプリケーションやアンドロイドの脆弱性にとどまらず、業界標準に反して、より安全性の低いモバイルエコシステムが開発されているとレポートしています。2013年、TrendLabsのリサーチャーは、Androidに対する不正あるいは高リスクのマルウエアが2013年末までに100万を超えると予想していました。これは、PC向けのマルウエア数が10年かけて到達した数値です。そして今、TrendLabsは、2014年内にはこの数値が300万に到達すると予想しています。

トレンドマイクロのソリューションの効果は、BlackBerry®とのパートナーシップを通じて強化されます。トレンドマイクロは、リパッケージされたAndroidアプリもBlackBerry® World™にて販売される前に特定し、ブロックします。トレンドマイクロのMobile App Reputationサービスは、“不正”あるいは“高リスク”に分類される潜在的な脅威を特定し、注意を促すことによって、デバイスやネットワークに損害が及ばないようにします。

「我々のお客さまをマルウエアなどのセキュリティの懸念から保護することは、BlackBerryにとって最優先課題です。」BlackBerryのセキュリティ部門シニアバイスプレジデントであるScott Totzkeは話しました。「トレンドマイクロのアプリスキャン技術を、我々の総合アプリ審査プログラムであるBlackBerry Guardianに取り入れることにより、お客さまに対し、我々のストア内のアプリケーションを可能な限り安全に保つための、多層的な保護を提供することができるのです。」

トレンドマイクロのモバイルセキュリティソリューションについて、さらに詳しい情報は以下Webサイトにて確認できます。
(英語サイト)http://www.trendmicro.com/us/home/products/mobile-solutions/index.html

※ TREND MICRO、Trend Micro MobileSecurity、および、ウイルスバスターはトレンドマイクロ株式会社の登録商標です。各社の社名、製品名およびサービス名は、各社の商標または登録商標です。