リコーのデジタル複合機向けプライベートクラウドサービスに「Trend Micro Security as a Service™」のエンドポイント向けセキュリティ対策が採用

~クラウド型セキュリティサービスでインターネット接続端末を幅広く保護~

2013年5月30日

トレンドマイクロ株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長 兼 CEO:エバ・チェン 東証一部:4704、以下、トレンドマイクロ)は、株式会社リコー(本社:東京都中央区、社長執行役員 三浦善司、以下、リコー)が6月5日より発売する、デジタル複合機向けプライベートクラウドサービス「RICOH e-Sharing Box タイプM3(以下、e-Sharing Box)」のセキュリティ対策に、当社のクラウド型セキュリティサービス「Trend Micro Security as a Service」のエンドポイント向けクラウド型セキュリティサービス「ウイルスバスター ビジネスセキュリティサービス(以下、VBBSS)」が採用されたことをお知らせいたします。

昨今、企業内の様々な端末がインターネットに接続され、セキュリティ対策を行うべきポイントが増加しています。リコーより提供されるe- Sharing Boxでは、デジタル複合機に専用機器を併設することで、受信したファクス文書やパソコンで作成した文書などを保存・共有することができ、外出先でスマー トデバイスからアクセスできます。外出先からでも会社に届いたファクス文書や社内資料を閲覧することで業務効率が向上します。利便性が高まる反面、万が 一、e-Sharing Boxが不正プログラムに感染した場合、従業員のパソコンやモバイル端末など社内システムに感染が拡大するリスクがあります。

この度、e-Sharing Boxのセキュリティ対策としてVBBSSが採用されたことで、e-Sharing Box経由での社内システムへの不正プログラム感染を防ぎます。今回採用されたトレンドマイクロのクラウド型セキュリティサービスは、e-Sharing Boxへのセキュリティ対策において、リコーが提供するセキュリティサービス「クラウドサービス for MVB」として提供されます。お客さまは、リコーのヘルプデスクサービスやオンサイトサポートを組み合わせた総合的なセキュリティ強化支援を受けることが 可能です。また、手動でのセキュリティプログラムのバージョンアップが不要で、Windows、Android™、Macといった自社内の様々な端末とと もに、e-Sharing Boxのセキュリティ状況を一元的に管理できます。
「クラウドサービス for MVB」の詳細は、以下をご確認ください。
http://www.ricoh.co.jp/nss/cloud/mvb/

トレンドマイクロは、お客さまの情報資産を守るべく、今後も様々なセキュリティサービスの開発・協業を進めてまりいます。
なお本発表に関して、株式会社リコー様より、以下のメッセージをいただいております。

●株式会社リコー 常務執行役員 グローバルマーケティング本部 本部長 野中秀嗣様
この度、「RICOH e-Sharing Box」へのセキュリティ対策機能において、トレンドマイクロのVBBSSを採用しました。当社では、トレンドマイクロのVBBSSをITサービス統合メ ニューであるITKeeperの「クラウドサービス for MVB」として既に提供しており、お客さまから高い評価を頂いています。デジタル複合機の領域においても協業連携が拡大することにより、より多くのお客さ まに導入いただけるものと大いに期待しております。

◆「Trend Micro Security as a Service」について:
「Trend Micro Security as a Service」は、トレンドマイクロが提供するクラウド型セキュリティサービスブランドです。クライアントPCやサーバ、モバイル端末のセキュリティ対 策、URLフィルタリングやMailゲートウェイのセキュリティ対策など、様々なセキュリティをクラウド型で提供しています。今後、Webゲートウェイの ウイルス対策など、サービスラインナップを拡充予定です。
月額課金や、パートナー様の独自ブランドでのサービス提供にも対応したライセンス体系を適用し、お客さまが必要なサービスを必要な時に適切な形で提供し ます。管理サーバ不要で、複数事業所に対するセキュリティ管理の一元化など、企業セキュリティ管理者の負荷軽減をはかることができます。
「Trend Micro Security as a Service」の詳細は、以下をご確認ください。
http://www.trendmicro.co.jp/jp/business/solutions/saas/

◆リコー「RICOH e-Sharing Box」について:
複合機でスキャンした文書や受信したファクス文書、またパソコンで作成した文書などをe-Sharing Boxに保存することで、スマートフォンやタブレットから、簡単にアクセスできます。RICOH クラウドリレーサービス CXを経由することで外出先でも社内文書の閲覧やファクスの送受信が可能です。
ビジネスシーンにおけるスマートデバイスの活用を検討する企業が増加する中、どこにいてもすばやく情報を共有・活用できる新しいワークスタイルを促進します。
「RICOH e-Sharing Box タイプM3」の詳細は、以下をご確認ください。
http://www.ricoh.co.jp/mfp-ex/e_sharing/

※ TRENDMICRO、ウイルスバスターおよびウイルスバスター ビジネスセキュリティサービスは、トレンドマイクロ株式会社の登録商標です。AndroidはGoogle Incの商標です。各社の社名、製品名およびサービス名は、各社の商標または登録商標です。